クレープと聞くと、多くの人が思い浮かべるのは
生クリームたっぷり、ソースがとろりとかかった“甘いスイーツ”かもしれません。
ではもし、そのクレープの生地に砂糖を一切使わないとしたら——
それは「物足りないクレープ」になるのでしょうか。
私たちは、そうは考えていません。
むしろそれは、甘さを我慢するのではなく、甘さをデザインするための一歩だと思っています。
砂糖不使用クレープ生地という、職人仕立ての設計
生地から“甘さ”を引き算する理由
当店のクレープ生地は、あえて砂糖を加えない配合で仕立てています。
配合は企業秘密ですがとてもシンプルな構成です。そこにこそ職人仕立ての工夫が詰まっています。
砂糖を生地に入れないことで、
- 焼き色は少し穏やかになり
- かわりに小麦とバターの香ばしさが前に出て
- 甘さよりも「香り」と「食感」が主役になる
そんなクレープ生地になります。
食感と香りで魅せる、砂糖不使用の生地
砂糖を使わないと、生地はほんの少しだけ“ストイック”に見えるかもしれません。
ですが、焼き上がりの薄さ、鉄板の温度、休ませる時間……
それらを丁寧に調整していくことで、
- 端はパリッと、中心はほどよくもっちり
- 噛むたびに、小麦とバターの香りがふわりと立ちのぼる
そんな「素材の味」がしっかりと感じられる生地に仕上がります。
砂糖で甘さを足す代わりに、
小麦・卵・バターのポテンシャルを最大限引き出すこと。
それが、私たちが目指すクレープ生地です。
甘さ控えめだからこそ、ジェラートが生きる
クレープは“器”、ジェラートは“主役”
砂糖不使用クレープ生地のいちばんの魅力は、
ジェラートやトッピングの味を、しっかりと引き立ててくれることです。
生地自体が甘すぎないからこそ、
ジェラートの持つ甘さと香りが、素直にまっすぐ伝わります。
「甘い × 甘い」で押し切るのではなく、
香ばしいクレープ生地 × ひんやりとろけるジェラート
このコントラストが、最後の一口まで飽きのこないバランスを生んでくれます。
罪悪感の少ないスイーツではなく、“軽やかなご褒美”に
砂糖不使用と聞くと、「ヘルシー志向」「制限」というイメージが浮かぶかもしれません。
私たちが大切にしたいのは、数字としての糖質オフだけではなく、
- 食べ終わったあとに、胃も心も重くならないこと
- 「ちょっといいものを食べたな」という満足感が、静かに残ること
そんな軽やかなご褒美時間です。
必要な甘さはきちんと残しながら、
余計な甘さだけをそっと引き算していく。
クレープ生地の砂糖をなくすのは、そのためのひとつの方法だと考えています。
まとめ:砂糖を抜いたのは、甘さをあきらめたからではありません。
クレープ生地から砂糖を抜いたのは、
「ストイックになりたいから」でも「ヘルシーをアピールしたいから」でもありません。
- 小麦や卵、バターの素材の味をきちんと感じてほしいから
- ジェラートやフルーツの甘さを、いちばん良いバランスで味わってほしいから
- 食べ終わったあとも、軽やかな満足感だけを残したいから
そのために、私たちはあえて、砂糖不使用クレープ生地という選択をしています。
次にご来店の際は、
ぜひ「生地の甘さ」ではなく、香りと食感、ジェラートとのバランスに意識を向けてみてください。
いつものクレープとは少し違う、
大人のための“甘さ控えめだけど満たされる一枚”を、じっくり味わっていただけたらうれしいです。
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